調達
生産品の流れは、製造から物流(原料発注・荷受・原料検査・製造・製品検査・保管・出荷配送・店舗納品)を一元管理して、衛生的に管理された鮮度良い生産品を毎日配送するシステムを確立しています。
セントラルキッチン(行田工場)は、食材の調達・製造・物流の3つの機能を兼ね備えた、日高屋の中核ともいえるハイブリッドな工場です。
アニマルウェルフェアの取り組み
当社は、外食企業として生命の恵みへの深い感謝とその責任を認識しており、サプライチェーン全体で家畜におけるアニマルウェルフェアに配慮することが重要な課題であると考えています。
当社は、国際獣疫事務所(OIE)が示した基本原則「5つの自由」に賛同しております。
【5つの自由】
- 飢え、渇き及び栄養不良からの自由
- 恐怖及び苦悩からの自由
- 物理的、熱の不快さからの自由
- 苦痛、傷害及び疾病からの自由
- 正常な行動様式を表現する自由
2024年10月より当社はケージフリーである平飼い卵の調達に取り組み始めています。
安心・安全への取り組み
当社では、店舗で使用する麺・餃子・チャーシュー・タレ類・カット野菜等の主要食材を、埼玉県行田市にある自社工場で、衛生的な管理のもと、全て一括生産しています。
生産品は、工場の品質管理担当者によって、原料段階からその品質状態に問題がないかどうかを微生物検査等でチェックしており、生産品の保存性を確認する為に、保存試験等も行っております。そして、異物混入防止の為に、金属探知機等で常時検査を実施しております。
また、製造現場における衛生的な環境を維持・向上を図る為に、工場内の製造機械の付着菌や製造室の落下菌等の検査で、汚染源の調査及び改善を行なっております。
以上の事を通して、安全・安心な製造を実現する為に、品質の向上及び改善に努めております。
セントラルキッチン(行田工場)
日高屋の「本物の味」と「納得の価格」を支えているのがセントラルキッチンです。
食材の一括仕入れや加工・調理等を一手に引き受け、味の均質化とコスト削減を実現。
鮮度にもこだわり、入荷した食材はその日に製造加工・配送(熟成する必要のある麺等を除く)。
メニューの改良にもいち早く対応し、独自開発の機械を取り入れるなど、より高いクオリティを目指し改善を図っています。
低価格・高品質を支える埼玉県行田市の自社工場
2013年11月に600店舗体制へ増床
食品安全マネジメントシステムに関する国際規格ISO22000」導入。
ロボットによる作業の自動化など、食品の安全と安心を実現する為、進化を続けています。
認証取得
ISO22000は食品安全マネジメントシステムに関する国際規格です。
取得には様々な条件があり、環境が正しく整備されていないと取得できない規格のため、ISO22000を取得している企業は高い信頼を得ることができます。
サーキュラーエコノミー(食品ロスの削減)
調理時に出る野菜くずを地元の資源循環工場で肥料化するなど、環境にやさしい工場を目指しています。